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書の道は奥深い…その3
2019.02.15
本日も習字教室に行ってきました。写真の字は「翔臨」(しょうりん)と読みます。弘法大師(空海)が天台宗の開祖、最澄に宛てた尺牘(せきとく)…現代でいうところの手紙でしょうか…そのなかの一節です。毎回、先生にお手本を書いていただいてそれを忠実にまねするのですけれど…先生は有段者でもなくいわば見切り発車的に習字教室をはじめたそうです。教える立場になると勉強は欠かせません。みずからがお手本となるにはお手本を見ずに書けるようにならないと上達はしないそうです。段の取得も上になればなるほどオリジナリティ…自分のかんがえる力を発揮しないとむずかしいそうです。耳がいたいですね…いろいろ考えさせられる日でした…